はじめに
この記事では、ヨーロッパをメインに展開している格安航空会社「ライアンエアー」のビザチェック方法について解説します。
ライアンエアーは、ルールさえ守ればこれ以上ないほど便利な航空会社です。
私は、2021年~2023年合わせただけでも30回以上利用しています。もちろん罰金なんて一度も払ったことはありません。
ただ、ビザチェックを忘れると飛行機に搭乗できない恐れがあるため、この記事を参考にビザチェックをするようにしてください。
こちらの記事では、ライアンエアーを利用する際の注意点について解説しています。合わせてお読みください。
こちらの記事では、Booking.comのGeniusレベル3を利用してみた感想について紹介しています。合わせてお読みください。
ビザチェックについて
2023年現在、シェンゲン協定加盟国間の移動ならビザチェックの必要はありません。
3~4年前までは、ライアンエアーに搭乗する際に搭乗券を印刷してビザチェックをしなければなりませんでしたが、現在はアプリの電子搭乗券だけで問題ありません。
逆に言うと、シェンゲン協定加盟国以外に旅行する場合には、ビザチェックが必要です。
【シェンゲン協定加盟国間の旅行】
例:イタリアースペイン間の旅行・・・搭乗券の印刷もビザチェックも必要なし。アプリだけで完結。
【シェンゲン協定加盟国間以外の旅行】
例:イタリアーイギリス間の旅行・・・搭乗券の印刷の必要なし&ビザチェックを受ける必要あり。
というわけです。
私は、シェンゲン協定加盟国間もそれ以外にも旅行しましたが、ビザチェックが必要かどうかを簡単に見分ける方法があります。
それは、事前チェックインした時に最後にQRの搭乗券が表示されるかどうかです。表示されればビザチェックの必要がなく、表示されなければビザチェックの必要があります。
事前チェックイン
ビザチェックをする前に、まず事前チェックインをする必要があります。
今回はライアンエアーアプリを使用してチェックインを行います。
とても便利なアプリですので、ライアンエアーを利用する際はインストールをおすすめします。(日本のAppleIDではインストールできないため、海外のApple IDが必要です。)
海外のApple ID作成方法はこちらの記事で解説しています。合わせてお読みください。
この記事でのチェックイン方法は、ライアンエアーアプリver.3.146.0を使用しています。
パソコンでもやり方は同じですので、アプリをダウンロードしていない方はパソコンでやってみてください。
まずは、アプリを開いて、下のタブにある「Travel Assistant」を選択します。
真ん中にある「Check-in」を選択します。
出発24時間前になると「Check-in now」という欄ができるので、選択します。
出発24時間より前にチェックインしようとすると、「Buy a reserved seat to check-in early」と書いてあり、追加料金を払ってチェックインすることになるので注意してください。
持ち込み禁止品についての宣誓の欄にチェックを入れ、「Continue」を選択します。
搭乗者情報の確認を行います。表示された情報で間違いがなければ、「Continue」を選択します。
座席の選択を行いますが、追加料金がかかってしまうため、「Get random seats」を選択します。
その後にもう一度確認画面が出てきますが、「I want random seat allocation」を選択します。
荷物について選択を行います。今回は最も安いプランの搭乗券を購入しましたので、「1 small bag」を選択します。
保険や機内食の選択ができますが、必要ないので「Continue」を選択します。
「View Boarding Pass」で搭乗券を確認します。
ビザチェックが必要な場合は、下の写真のようにプリンターマークが出てきます。
これで事前チェックイン自体は完了です。
もちろんこのページを印刷する必要はありません。パソコンでチェックインした方は、チェックインした画面を写真で撮っておくと安心です。
ビザチェック
ビザチェックは空港にあるライアンエアーの受付カウンターで行います。
長蛇の列ができていることもあるため、時間に余裕をもって空港には到着するようにしましょう。
大きい空港ではVISA CHECKの看板が出ていることもありますが、私の感覚では出てないことの方が多いです。
また、受付カウンターの上にある画面には「VISA CHECK」や「Flexi Plus」などと表示されていますが、ここの画面表示は関係なく、ライアンエアーの受付カウンターであればどの列に並んでもビザチェックしてくれます。
自分の番になったら、受付カウンターの人に「Visa check,please」と言って、パスポートを渡し、チェックインが完了した画面を見せます。
特に質問等もなく、約1分ほどで航空券を発行してくれるので英語が苦手な方も安心してください。
このような航空券を受け取ったら、保安検査場に向かい荷物検査→搭乗といったいつもの流れとなります。
まとめ
この記事では、ライアンエアーのビザチェック方法について解説しました。
他のブログ等では情報が古く、搭乗券の印刷後にビザチェックが必要との記事がありますが、現在はビザチェックのために航空券を印刷する必要はありません。
ライアンエアーはルールさえ守れば、格安でヨーロッパ中を旅行できる最高の航空会社だと思います。
事前にしっかりとルールを把握して、ヨーロッパ旅行を楽しんで下さい!
観光をする際には「KLOOK」からの手配がおすすめです。サイトが日本語に対応しており、コロッセオやサクラダファミリアなどの人気スポットのチケットの事前購入が可能です。ぜひ、公式サイトを見てみてください!
コメント
スカイスキャナーで検索し、Gotogateという旅行会社からライアンエアーの航空券を買おうと思っていますが、チェックインはライアンエアーのサイト(アプリ)でできるのでしょうか? ご存知でしたらご教授ください!
コメントありがとうございます!
私自身がGotogate経由で購入したことがない為、ライアンエアーアプリでチェックインできるかどうかは分かりません。(但し、アプリでは予約番号とメールアドレスからチケット情報を登録することができるため、Gotogateで購入した際に、予約番号が発行されればアプリでチェックインできるかもしれません、、、)
ちなみに、私の友人はスカイスキャナー経由でライアンエアー航空券を購入していましたが、チェックインはその購入した旅行会社経由で行っていました。
あなたの記事・・・
逆に言うと、シェンゲン協定加盟国以外に旅行する場合には、従来通り搭乗券の印刷およびビザチェックが必要です。
【シェンゲン協定加盟国間の旅行】
例:イタリアースペイン間の旅行・・・搭乗券の印刷もビザチェックも必要なし。アプリだけで完結。
【シェンゲン協定加盟国間以外の旅行】
例:イタリアーイギリス間の旅行・・・搭乗券の印刷の必要なし&ビザチェックを受ける必要あり。
というわけです。
☛シェンゲン協定加盟国以外に旅行する場合→搭乗券の印刷→必要です/必要なし
どっちでしょうか? よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
大変失礼致しました。たった今記事の修正行いました!
シェンゲン協定加盟国以外に旅行する場合、搭乗券の印刷は不要です。(※ビザチェックは必要)
同じ内容で、くどくどと申し訳ありません。
シェンゲン協定加盟国以外に旅行する場合→スマホでチェックインしても、「搭乗券」にはQRコードは示されず、印刷マークが表示される→それでもこの「搭乗券」は印刷不要で、スマホに保存→この保存画面でVISAチェックを受ける、ということで大丈夫手でしょうか?
QRコードがない「搭乗券」でも、モバイル搭乗券になるということですね。
しもんさんは最近、シェンゲン協定加盟国以外に旅行され、印刷なしでOKだったということでしょうか?
近々英国からポーランドへRyanairで飛びます(Ryanairの利用経験はありますが、シェンゲン協定外は初めて)。 Airbnb利用で印刷出来る場所に苦慮/そのための時間が節約できれば、大変助かります。
ポーランド良いですね!楽しんできて下さい!
FUKUDA様のおっしゃる手順通りで大丈夫です。
私の時は、「オンラインチェックインしたらこの画面が出てきので、受付カウンター来ました。」と伝え、パスポートを渡したら、あとは係の方がVISAチェックと搭乗券の発行まで行ってくださいました。
QRコードがない「搭乗券」でも、モバイル搭乗券になるということですね。
>正式な搭乗券は受付カウンターで発行してもらえます。
最近のシェンゲン協定加盟国以外への移動利用だと2023年1月にBLQ⇒LTN、STN⇒BLQで利用しましたが、印刷不要で、搭乗券は受付カウンターで印刷してもらえました。
(1年前にもCIA⇔DUBの往復で利用しましたが、印刷しなくても搭乗券を発行してもらえました。)
ライアンエアに初めて搭乗するのですが、非常に分かりやすくまとめてくださり、大変助かりました!!!!ありがとうございます!!!行って参ります!!
コメントありがとうございます!楽しんできてください!!素敵な旅を!!