この記事では、高専入学を考えている中学生向けに高専受験勉強の方法について元高専学科1位の筆者が解説します。
高専受験を考えている方けど、どうやって受験勉強すればよいか分からないという大変参考になる記事となっていますので、ぜひ最後までお読みください。
こちらの記事では、高専を推薦で受ける予定の学生向けに面接対策について解説しています。合わせてお読みください。
はじめに
高専受験を考えているけど、まずは何から勉強すればよいのか分からないという学生も多いのではないでしょうか。
まず注意してほしいのが、一部の高専では数学の点数を1.5倍や2倍して合計点数を計算することです。
自分の受験予定の高専がすべての教科を100点満点で計算するのか、それとも数学だけ2倍で計算するのか把握しておきましょう。
仮に数学の点数を2倍となっている場合は、数学の勉強から始めることをおすすめします。
過去問の入手
まず、自分の現在の学力を知るために高専の過去問を入手しましょう。過去問は国立高等専門学校機構HPから入手できます。
過去問は、「本試験」と「追試験」の2種類がありますが、「本試験」の方を用意すれば大丈夫です。
少なくとも3~5年分は用意しておくと安心です。
実際の受験と合わせるために紙での印刷を個人的にはおすすめします。
過去問を解いてみる
過去問を用意したら、自力で解いてみましょう。
ここで注意するのが、実際の試験時間に合わせて解いてみることです。高専では各教科の試験時間は50分間であるため、それに合わせて解いてみましょう。
5教科すべて解き終わったら、自分自身や保護者にお願いして採点をしてみましょう。
もし、採点結果が悪くても落ち込む必要はありません。高専の試験問題は一般高校の試験問題よりも難しく、癖があるものが多いです。
筆者自身も初めて高専の過去問を解いた際には全然解くことができず、数学は27点だった思い出があります。(しかし、その後の勉強で入試成績5位まで上げることができました。)
受験勉強方法
受験勉強方法として、「スタディサプリ 中学講座」の利用を強くおすすめします。
理由としては、演習問題が1万問以上あり苦手分野を潰すことができる点や要点を絞って授業が収録されているため無駄な時間を省くことができる点が挙げられます。
また、授業動画には画像が多く使われており、視覚からでも分かりやすいようになっています。
過去問を解いてみて、一番点数が低かった教科からまずは勉強するようにしましょう。
「スタディサプリ 中学講座」では14日間の無料体験を実施中です。まずは利用してみて、自分の勉強スタイルに合っているか確かめてみてください。
まとめ
今回は高専の受験勉強方法について解説しました。
まずは過去問を入手し、解いてみる。その後、「スタディサプリ 中学講座」を利用して苦手強化の克服が一番効率が良いです。
高専の入試問題は難しく、勉強も大変だと思いますが頑張ってください!