今回は、現役編入生である私が編入試験対策に本当におすすめできる参考書を紹介します。大学編入を考えているけど、どの参考書を使えばわからないという学生は多いのではないでしょうか。
この記事では、本当におすすめできる参考書を厳選しているので、紹介している参考書を購入すれば間違いありません。各教科ごとにピックアップしましたので、ぜひ最後までお読みください。
数学
教科書
教科書は高専で使用しているもので問題ありません。問題集を解くうえで必ず必要になるため、手元にすべての高専の数学の教科書を用意しておくようにしましょう。
問題集
数学の問題集は、「編入数学徹底研究 頻出問題と過去問題の演習」がおすすめです。この問題集で、編入数学のすべての範囲をカバーすることができ、難易度も中~上レベルのためしっかりと編入数学を対策することができます。また、解説も分かりやすく、悩んだらこれを購入すれば間違いないです。
使い方としては、教科書を利用しながら解いていき、分からないところは解説を見るか先生に質問しに行きます。
また、東京大学・京都大学・大阪大学などの難関大学へ編入希望の方には、難易度の高い問題のそろった「大学編入試験問題数学」をおススメします。この問題集はかなり難易度が高いため、旧帝大以上を目指す方以外にはおすすめできません。
使い方としては、すべての問題を解くのではなく、自分の得意な範囲をさらに伸ばすためや過去問の類似問題を解くために使用します。
英語
単語
英語でおすすめの単語帳は、「金のフレーズ」と「DUO3.0」の2冊です。金のフレーズ(通称、金フレ)はTOEIC対策に特化した単語が1000単語あり、これをすべて覚えればだいたいの長文は読むことができるようになります。しかし、この金フレではカバーしきれない単語があるため、DUO3.0を使って補足を行います。時間の余裕がない方は金フレのみ、時間に余裕がある方は金フレとDUO3.0の購入をおすすめします。
勉強方法としては、金フレの単語を毎日200単語暗記、そして次の日は前日覚えた200単語+200単語を暗記。これを覚えるまでひたすら繰り返します。金フレの単語を覚えたら、DUO3.0の単語を同じ方法で繰り返し覚えます。
文法
英文法対策には、「総合英語 Evergreen」がおすすめです。この1冊で編入試験の英文法は完璧に対策することができます。英文法のルールを細かく丁寧に解説しているため、英語が苦手な方でもしっかりと理解することができます。
また、イラストや概要図も多く、飽きずに勉強できる点もおすすめできるポイントです。
使い方としては、最初からざっくりと読んでみて、自分の理解が浅いところを重点的に読み込みます。
問題集
英語の問題集は特に買う必要はありません。その代わりに、受験する大学の過去問をひたすら解きます。分からない単語や知らない文法に出会った時には別冊のノートなどにまとめておくと良いと思います。
物理
物理は、「物理のエッセンス 力学・波動」と「物理のエッセンス 熱・電磁気・原子」の2冊で十分に対策できます。この本は、解説がとても丁寧で、物理が苦手な方でも基礎をしっかり理解できるようになっています。
使い方としては、自分の受験する大学の過去問を確認して、過去に出題があった範囲のみを勉強します。そのため、すべてを読む必要はなく、分からない問題に出会った時にこの本を参考にしながら過去問を解いていきます。
化学
全般
化学全般は、「理系大学受験 化学の新研究」で対策することができます。この本では、編入試験で出題される範囲すべてを網羅することができます。高専では化学を専攻していないけど、編入試験のために化学を勉強しないといけないという方は、少なくともこの本と以下に紹介する「有機化学」、「無機化学」の本の購入をおすすめします。
使い方としては、全部読むのもいいですが、ページ数が多いため、過去問で出題された範囲だけ勉強するのが良いと思います。
有機化学
有機化学を重点的に対策したいという方には、「マクマリー有機化学(上)」、「マクマリー有機化学(中)」、「マクマリー有機化学(下)」がおすすめです。この3冊で有機化学に必要な知識は網羅することができます。また、3冊ありますがすべて揃えておいた方があらゆる問題に対応できて安心です。
使い方としては、この参考書を読んで勉強するのもいいですし、過去問を解くときの補助としても利用できます。
無機化学
無機化学を重点的に対策したいという方には、「演習無機化学」がおすすめです。この本は、解説が丁寧でとても読みやすいため、無機化学を初めて勉強する方にも理解しやすいものとなっています。
使い方としては、最初から読んで勉強してみて、理解度を過去問で確認するという流れが良いと思います。
電気回路
電気回路の対策には、「電気回路演習(上)」と「電気回路演習(下)」がおすすめです。少し古い本ですが、例題・問題の数は他の参考書に比べて圧倒的に多いです。多くの問題が掲載されているため、過去問の類題を見つけることができます。
使い方としては、すべての問題を解くのではなく、分からない過去問の類題を探して解説を読むようにします。
材料力学
材料力学の対策には、「Professional Engineer Library 材料力学 」がおすすめです。この本は初級~中級程度の難しさのため、初めて材料力学を学ぶ方や少し難易度の高い問題を解いてみたい方におすすめします。レイアウトも見やすく、図も多いため飽きずに勉強することができます。
使い方としては、例題や演習問題を解いて理解を深めたり、過去問を解くうえでの参考書として利用します。
高校範囲の総復習
数学・英語・化学などの総復習として「スタディサプリ高校講座」の利用をおすすめします。
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さらに各教科について、単元ごとに細かく分かれているため、自分の苦手としている単元のみを集中的に勉強でき効率的です。(例:数学の場合、確率、平方ベクトル、集合というように細かく単元が分かれています。)
14日間の無料お試し期間があるため、まずはお試ししてみて、自分の勉強に合いそうな場合は継続して利用してみてください。
まとめ
今回は、編入試験対策におすすめの参考書を厳選して紹介しました。本当におすすめできる参考書のみ選んだのでぜひ参考にしてみて下さい。
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また、以下の記事では、編入して本当に良かったことについてまとめています。ぜひチェックしてみて下さい。
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