【高専】【大学編入】|現役編入生が解説する大学編入のデメリット

大学編入
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今回は、現役編入生が大学編入のデメリットについて解説します。現在、大学に進学するか就職するか迷っている方も多いと思います。今回は、現役編入生が実際に大学編入したときに感じたデメリットについて解説していきます。ぜひ、進路選択の1つとして読んでみて下さい。また、以下の記事では編入してみて本当に良かったことについてまとめています。合わせてお読みください。

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全てが単位互換されない

まずは単位互換について解説します。単位互換とは、高専で取得した単位を大学の単位に振り替えてくれる制度です。

各大学ごとに、この単位互換で取得できる単位は決まっており、高専で取得した単位がすべて大学の単位として認められるわけではありません。卒業単位数ー単位互換された単位数=3~4年生で取得しなければならない単位数となり、単位互換が少ないと多くの授業に出席しなければなりません。

例えば、私は高専在学時に160単位ほど取得しましたが、大学の単位として認められたのは60単位のみでした。そのため、大学編入後は卒業のために60単位以上取得しなければならず、授業に追われる日々を過ごした時期もありました。編入する前にどれぐらい単位互換されるのか事前に先輩などに聞いて調べておくことを強くおススメします!

希望研究室に入りづらい

研究室配属について解説します。この記事を読んでくれている方の中には、既に行きたい研究室が決まっている方もいるかもしれません。しかし、希望の研究室に配属されるのはとても難しいです。

その理由は、GPAと呼ばれる大学の成績が原因です。GPAとは、各教科の成績を秀で4点、優で3点、良で2点、可で1点、不可で0点というように振り分け、最後に全教科を合わせた平均の点数のことです。

各大学の編入生の話を聞く限り、編入生の単位互換後のGPAは「中の中」から「中の上」に設定されるようです。私の大学では、編入生は全員GPA2.5からスタートでした。そのため、いくら高専時代に成績が良くても大学では中位ぐらいから成績を上げなければなりません。

人気の研究室はGPAが高い人が集まるため、編入生だとどんなに頑張ってもGPAが足りずに配属されないなんてこともあります。そのため、大学編入したのに希望の研究ができない可能性があることを頭の片隅に置いといてください。

給付型奨学金に申請しづらい

入学したら給付型奨学金に申請しようと思っている方も多いと思います。高専在学時には成績が良いため、難なく申請できたのではないのでしょうか。しかし、大学編入後は先ほど話したGPAが原因で申請が難しくなります。

多くの給付型奨学金は申請条件のして「学業において優秀であるもの」というのが定番ですが、入学した時点でGPAが中の中で設定されている編入生は申請が厳しくなります。やはり、内部生の成績がトップレベルの人たちと比べるとどうしても見劣りしてしまいます。このような点から編入生は、給付型奨学金の取得が難しいです。

しかし、大学によって判断基準は異なるため、給付型奨学金には迷わず申請するのが良いと思います。ちなみに私は、高専在学時の成績を無理やり審査に通したりしていました。(笑)

まとめ

いかがだったでしょうか。高専から大学編入した時のメリットについて書いてある記事は多いかもしれませんが、デメリットについて書いてある記事は少ないと思います。ぜひ進路を考える際の参考の1つとして活用していただければ幸いです。以下では、編入のメリットについて解説していますぜひ読んでくださいね。

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