海外に長期滞在する場合には、その国の滞在目的に合わせた学生ビザや就労ビザを取得する必要があります。
私はこれまでにイタリア・スペイン・中国のビザを保有しており、ビザ申請の度に犯罪経歴証明書を取得しています。
この記事では筆者の経験をもとに、ビザ申請時に必要な犯罪経歴証明書の取得方法について分かりやすく解説します。
初めてビザ申請をする方や久しぶりのビザ申請の方に参考にしてください。
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犯罪経歴証明書とは
犯罪経歴証明書とは・・・
過去の犯罪歴や司法記録を示す公的な文書です。ビザ申請時には、自身の信頼性と安全性を証明するために必要です。証明書は通常警察署から発行され、申請者の過去の犯罪情報が記載されます。
犯罪経歴証明書取得に必要なもの
犯罪経歴証明書申請の際に必要なものは以下の通りです。ただし、お住いの県により若干必要なものが変変わってくる為、必ずお住いの警察本部HPを確認するようにしましょう。
- パスポート（有効期限内、コピー不可）
- 氏名、住民登録地が確認できるもの
・住民票（発行から6カ月以内）
・マイナンバーカード
・運転免許証
3. 証明書発給の必要性が確認できる書類（※）
4. 手数料（都道府県によって異なる）
※ 申請者の氏名が入った大使館からの発給依頼書、招聘状、学校の合格通知、採用通知、赴任命令、雇用契約書等。
「証明書発給の必要性が確認できる書類」についてですが、私はインターンシップや出向で海外に滞在する必要があった為、受入先の企業に雇用契約書を作成してもらいました。
申請の流れ
ステップ1 必要書類の準備
まずは上記で説明した準備物を全て揃えましょう。
申請手数料について、東京など無料のところもありますが、愛知県などは有料となっています。
手数料は、収入証紙でのお支払いとなるので、事前に用意しておきましょう。
ステップ2 警察本部での申請
犯罪経歴証明書申請の際は、各都道府県にある警察本部まで出向く必要があります。
お近くの警察署では申請できないため注意しましょう。
警察本部の受付で犯罪経歴証明書の申請に来た旨を伝えると、海外渡航担当係を案内されるので指示に従い、申請場所まで移動します。
申請の際は「犯罪経歴証明書発給申請書」というものを記入します。
記入内容は、氏名やパスポート番号、住所、申請の目的等です。見本を見せてもらえるので、見本通りに書けば問題ありません。
ステップ3 指紋の採取
右手・左手の親指～小指まで全ての指の指紋採取を行います。
犯罪経歴証明書発給申請書の提出と指紋の採取を行って、申請手続きは終わりです。
ステップ4 証明書の受領
証明書の受領は、申請日からおおむね２週間を要します。（GWや年末年始はさらに日数を要する場合あり）
受け取りの際には、運転免許証やパスポートなどの身分証明書が必要です。忘れずに持っていくようにしましょう。
注意すべきポイント
１．証明書には旅券番号（パスポート番号）が記載されます。パスポート更新を行うと、旅券番号が変わるため、犯罪経歴証明書発行後にパスポート更新を行う方は注意が必要です。
２．犯罪経歴証明書申請の際は、指紋採取を行うため、申請者本人が警察本部赴く必要があります。申請は基本平日しか対応していないため、あらかじめ予定を空けておくようにしましょう。
３．手数料が必要な場合、収入証紙での支払いが指定されている場合があります。収入証紙はあらかじめ用意しておくようにしましょう。
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| プラン | スタンダード | スタンダード・プラス | プレステージ |
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まとめ
この記事では、初めてビザ申請する方向けに犯罪経歴証明書の取得方法について解説しました。
犯罪経歴証明書は必要書類さえ揃えれば、2週間程度で受領することができます。
取得の際には、現在お住いの警察本部HPで事前に必要なものを確認するようにしましょう。
