この記事では、実際に海外Wi-Fiを常に持ち歩きながら海外旅行をしてみた感想と使ってみて気づいたメリット・デメリットについて解説します。
海外旅行をする予定だけど、海外Wi-Fiをレンタルすべきか現地でSIMカードの契約をすべきか悩んでいる方に参考になる記事となっています。ぜひ最後までお読みください。
こちらの記事では、海外旅行中に風邪を引いてしまった時の対応方法について解説しています。合わせてお読みください。
はじめに
今回は3泊4日の香港旅行で「海外Wi-Fiレンタルショップ」から海外Wi-Fiをレンタルし、友人と2人で利用しました。
結論から言うと、「海外Wi-Fiはかなり便利であり、レンタルした方が旅行中快適に過ごせる」と思いました。
海外Wi-Fiレンタルショップとは、電源を入れない日は「通信料0円」という海外旅行を少しでも安く済ませたいという方におすすめの海外向けWiFiルーターレンタルサービスです。
世界135ヶ国で使えるクラウドSIMを採用しており、海外でも1GB/無制限のデータ通信をおこなうことが出来ます。
通信プランについて
海外Wi-Fiレンタルショップの料金プランは、「(1日あたりの定額料金 + レンタル料(220円/日)+オプション)× 渡航日数 + 送料 = 利用料金」で算出されます。
人気旅行先の定額料金の一例は以下の通りです。
<アメリカ>
通信容量 | 通信料金 |
1GBプラン/日 | 600円 |
無制限プラン/日 | 1,150円 |
<韓国>
通信容量 | 通信料金 |
1GBプラン/日 | 500円 |
無制限プラン/日 | 750円 |
<台湾>
通信容量 | 通信料金 |
1GBプラン/日 | 500円 |
無制限プラン/日 | 700円 |
上記に挙げた国以外にも世界中135ヶ国で海外Wi-Fiレンタルショップの海外Wi-Fiは利用可能です。
料金プランを見てわかる通り、海外Wi-Fiレンタルショップは1日当たりのレンタル料が安いのが魅力の一つです。
また、Wi-Fiの電源を入れなかった日は通信料0円のため、深夜に到着する便を利用する方は日付が超えるまでWi-Fiの電源を入れないことで1日分の通信料を節約することができます。
海外Wi-Fiレンタルショップを利用した感想
Wi-Fiの受け取りについて
海外Wi-Fiレンタルショップでは、Web申し込が完了すると旅行出発日の2日前に到着するよう海外Wi-Fiが配送されます。
事前にWi-Fiを受け取ることができるため、出発前にショップまでWi-Fiを受け取りに行く必要がなく、バタバタせずに空港で過ごすことができます。
今回レンタルしたWi-Fiについて
今回は「無制限プラン」のプランを4日間レンタルしました。
Wi-Fiをレンタルすると、小さなポーチにWi-Fi一式が入った状態で渡されます。内容物は、Wi-Fi接続方法の説明書、Wi-Fi本体、充電器、返却用の袋が入っていました。
また、説明書にはバッテリー持続は最大12時間と記載されていました。実際に利用してみましたが、12~13時間は余裕で使えました。(バッテリーの劣化状況次第で前後あると思います。)
Wi-Fi本体ですが、かなり薄くて小さいです。iPhone12と比べてみると、レンタルWi-Fiの方が小さいことが分かります。また、厚さは1cm程度、重さも軽めで旅行中気になることはありませんでした。
ポケットに入れて持ち運びができる大きさのため、Wi-Fiが荷物になることなく旅行を楽しむことができました。
Wi-Fiの接続についてもQRコードを読み込むだけで接続でき、初心者でも使いやすかったです。
通信速度・通信量について
今回筆者は「無制限プラン(5GB/日)」をレンタルし、旅行中2人で同時接続してWi-Fiを利用していました。
地下鉄移動中に通信速度を測定してみましたが、11Mbpsでサイトや動画閲覧には問題ない程度の通信速度が得られていました。
実際に旅行中は、Web検索やSNS・地図アプリ等を利用しましたが、通信速度で困ることは一切なかったです。また、地下鉄に乗った際にも問題なくWeb検索できていました。
通信量については、無制限プランを2人で接続する場合、丸1日接続し続けてもかなり余るぐらいでした。
仮に「1GB/日プラン」を利用する場合、TikTokやYoutubeで観光地やグルメを探してしまうとすぐに通信量を超える恐れがあるため、観光地やグルメは宿泊先の無料Wi-Fiに接続して探し、レンタルWi-FiではWeb検索や地図アプリで利用するのが良いと思いました。
ちなみに、海外Wi-Fiレンタルショップでは契約した通信量を超えても低速になりますがインターネットを利用することができます。
Wi-Fiの返却について
海外Wi-FiレンタルショップのWi-Fi返却方法はとても簡単です。
最初に送られてきたWi-Fiの入ったポーチの中に返却用の袋が入っているため、自分の名前・住所を記載し、ポストに投函するだけで完了です。
Wi-Fiの返却は、レンタル終了日の翌日午前中までにポスト投函する必要があります。返却が遅れないよう注意しましょう。
海外レンタルWi-Fiのメリット・デメリット
- 海外でも常にインターネットが使える安心感。
- 地図アプリがいつでも使える。
- インターネットに繋がるため、タクシーよりも割安なUberが使える。
- 友人と割勘で安い。
- 小さくて薄いため、持ち運びしやすい。
- バッテリーを気にする必要がある。
- 1名で使う場合、少し割高。
まとめ
この記事では、海外旅行の際に海外レンタルWi-Fiを持っていくべきかどうか迷っている方に向けて、実際に海外Wi-Fiレンタルショップを利用した感想とメリットデメリットについて解説しました。
海外レンタルWi-Fiはかなり便利であり、特に海外旅行に複数人で行く予定の方、現地でのSIM契約が不安な方にとても便利なサービスだと思いました。
これから海外旅行を計画中の方は、ぜひ海外Wi-Fiの申し込みを検討してみてください。