高専生が教える高専に入学するメリット【高専受験】

高専
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はじめに

今回は、高専に入学するメリットについて解説していきます。中学生や保護者の方々で高専入学を考えている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、元高専生の私が5年間の高専生活を通して感じた高専の良いところを紹介します。ぜひ最後まで読んでください。

また、以下の記事では、高専生について詳しく解説しています。ぜひ読んでみてください。

高専のメリット

長期休暇が長い

高専は夏休みが約2ヶ月あります。もちろん宿題はありますが、1週間本気でやれば終わる量なので、夏休みの大半を自由に使うことができます。多くの学生は、アルバイトをして過ごしますが、海外旅行や国内旅行、キャンプなどに行く学生もいます。

進学校では夏期講習などがありますが、高専はそういった講習がありません。ゆっくり過ごしたい方や思い出作りをしたい方には最高の学校だと思います。

就職率がほぼ100%

「高専の就職率が高い!」と一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。答えはYESです。

出典:文部科学省・厚生労働省調査「大学等卒業者の就職状況調査」
(令和2年4月1日現在の抽出調査)

高専の就職率は上の図にあるようにほぼ100%であり、大学からの就職率よりも高いことが分かります。私が高専5年生の時には、約600社から求人があり、誰もが名前を聞いたことがある企業からも多くの求人が来ていました。

高専に多くの求人が来る理由としては、高専生は即戦力になるからです。5年間を通して専門的な知識を学ぶため、社会に出てもすぐに活躍することができます。

このような点から、就職したい企業が決まっている方は、高専進学した方が良いかもしれません。

校則が自由

高専は校則が緩く、基本的に自由です。そのため、学校にスマートフォンやパソコンを持っていくこともできますし、染髪やピアスをしている学生もいます。学校にもよりますが、私の通っていた高専は制服がなく、毎日私服で登校していました。

いくら自由といっても最低限のマナーはしっかりとしているので安心してくださいね。

大学に進学しやすい

あまり知られていませんが、高専は大学に進学することもできます。3年次編入という形で大学に入学するのですが、国立大や旧帝大などの様々な大学に入学することができます。

編入学するためには編入試験を受けなければなりませんが、センター試験のように3年間ずっと勉強する必要はなく、試験科目の2~4科目を合格すれば編入学することができます。

私は、現在国立大に編入学しており、楽しい毎日を送っています。私のクラスでは、3分の1ぐらいの生徒が大学に編入学していました。

大学編入については以下の記事で詳しく解説しています。

先生と生徒の仲が良い

先生と生徒がとても仲良くしているのは高専の特色だと思います。日常的な会話であったり、アニメの話をして盛り上がります。

私の場合だと、休み時間に先生の部屋にコーヒーを飲みにいったり、休日は先生のおごりで焼き肉や温泉などに行っていました。(笑)

高専はクセが強い先生が多いですが、その分飽きることなく学生生活を送ることができた気がします。

オタクが多い

私は高専=アニメオタクというイメージで入学しましたが、入学してみると様々なオタクがいて驚きました。例えば、ミリタリーオタクやPCオタクです。

中学校では、関わることがなかった友達が増え、いろいろな知識を身に着けることができました。なにか困ったときにはその分野に詳しいオタクに聞けばいろいろと教えてくれ、自分も負けじと長所を伸ばすなどしたりして良い刺激を受けることができたと思います。

まとめ

今回は高専に入学するメリットとして6個を例に挙げました。実際に私も5年間の高専生活を通して、高専って良い学校だったなぁと思います。

この記事を、高専進学の参考にしていただければ幸いです。

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