はじめに
いまだに感染者が絶えないコロナウイルスですが、入国制限は徐々に解除されています。
海外旅行や留学に行くチャンスが増える一方、「コロナに感染したらどうすればいいのか」と思う方も多いと思います。
この記事では、イタリアでコロナウイルスに感染した私が、コロナ感染後にどういう対応をすれば良いのかを解説します。
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海外保険会社に電話する
自宅検査キット等でコロナ陽性になった場合、すぐに病院に行かず、まずは加入している海外保険会社に電話するようにしましょう。
「○○海外保険 電話番号」で検索すれば、該当の電話番号を調べることができます。
滞在先の国や地域によって、電話番号が違うこともあるため注意しましょう。
私が加入していたAIG損保では、オペレーターの方が日本人だったため、日本語で対応可能でした。
電話をかけるにあたり、以下の情報を用意しておきましょう。
- 契約証番号
- 症状
- いつから症状が続いているか
- 滞在先
契約者番号は海外旅行保険契約証に記載されています。
診察を受ける
保険会社へ電話すると、診察を受ける病院を指定されます。
必ず指定された病院で診察を受けるようにしましょう。もちろん診察費は無料です。
自宅から病院への移動交通費は保険会社負担となるため、後日請求することができます。領収書は忘れずに保管しましょう。
私の場合、住んでいた場所が病院から数10km離れていたため、すぐに受診できる病院がなく、オンライン診察を行ってもらいました。
そのため、滞在していたイタリアの病院ではなく、スペインの病院の医師に診察してもらいました。
AIG損保では無料で通訳の人を手配できるため、オンライン診察は、私+医師+通訳者の3人で行い、言語で困る心配はいらなかったです。
薬の調達をする
診察を受けた後は、医師から指定のあった薬を調達します。
私は味覚・嗅覚異常と高熱の症状があったため、解熱剤とビタミン剤を調達するように言われました。
そのため、最寄りの薬局に行き、指定された薬の調達しました。
薬代は保険会社負担となります。購入時は自身で支払う必要がありますが、後日薬代を請求することができます。領収書は大切に保管しておきましょう。
ホテルor自宅療養
コロナに感染するとホテルもしくは自宅療養が求められます。
基本的には自宅療養が多いようですが、私の場合シェアハウスに暮らしており、他のハウスメイトにうつしたくないと医師に伝えたところ、ホテル療養が認められました。
ホテル代についても保険会社負担です。せっかくなので高いホテルに泊まることをおすすめします。
保険適用となる1泊あたりの値段を保険会社に問い合わせましたが、「常識的なお値段の範囲でお願いします。」との返答がありました。
私は、1泊15,000円程度のホテルで10日間のホテル療養を行いましたが、後日全額返金されました。
ホテル療養が私の中で一番海外旅行保険に入っていて良かったと思える瞬間でした。
補足ですが、ホテル療養中の食事代は保険対象外です。ホテルに移動する前に食料を買い込んでおきましょう。
航空券の手配
仮に帰国直前にコロナに感染してしまった場合、帰国便に乗ることができず、大変な思いをすると思います。
しかし、海外旅行保険では、帰国便再手配のカバーをしていることがあります。
そのため、帰国便の変更手数料や航空券が変更不可だった場合は再手配の全額を保険会社が補償してくれます。帰国便に搭乗できないと分かったらすぐに保険会社に相談するようにしましょう。
保険金の請求を行う
コロナが完治した後は、保険金の請求を行いましょう。
まずは保険会社に請求資料を送付してもらうようお願いしましょう。
基本的には、送られてきた請求資料に領収書を合わせて返送するだけでOKです。1ヶ月以内には保険金が自身の口座に振り込まれます。
これは保険の対象になるのかどうか分からないといったものもとりあえずは請求してみましょう。保険の対象となればラッキーぐらいで考えておくと良いです。
まとめ
この記事では、海外でコロナに感染してしまった場合、どのように対応すればよいのかを解説しました。
海外で体調を崩すことは、心身ともに大きなストレスがかかります。まずは、保険会社に相談をして、病院を指定してもらうことが大切です。
お金は保険会社が負担してくれるため、体調の異変に気づいたらすぐに保険会社に連絡するようにしましょう。
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