イタリアの電車のチケットの買い方と乗り方を解説【トレニタリア編】

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今回は、イタリアの国鉄の1つであるトレニタリア(Trenitalia)のチケットの購入方法と乗り方について紹介します。

鉄道網が発達しているイタリアでは人気の観光地ローマ、ヴェネツィア、ミラノ、フィレンツェ、ナポリの移動は、飛行機よりも高速鉄道を使ったほうが早くて安いことが多いです。

チケットをスムーズに購入する方法と乗り方を画像付きで紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

こちらの記事では、留学する際に役立つグッズを紹介しています。合わせてお読みください。

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券売機の操作方法

Trenitaliaの券売機

トレニタリアの券売機は上の写真の券売機です。

トレニタリアの券売機は駅構内に多く設置されているため、すぐに見つけることができます。
イタロという別の鉄道会社の券売機も設置している駅もありますので、間違えないようにしてください。

券売機の最初の画面

最初の画面で、言語選択をすることができます。今回はイタリア語のまま操作を進めていきますが、英語でも操作方法は全く一緒ですので安心してください。

券売機の何をするか選択する画面

普通に切符を購入する場合は、左上の「COMPRA BIGLIETTO」を選択します。左下はユーレイルパスなどの利用者のため、多くの人には関係ないです。

目的地の選択

次に目的地を選択します。出発駅は最初から設定されていますが、変更したい場合は右上の「CAMBIA」で変更することができます。

主要な駅は最初から候補に表示されていますが、もし自分の目的駅がない場合は、下の「Altre Stazioni」から入力することもできます。

今回は「ヴェローナ・ポルタ・ヌオヴァ駅」から「ボローニャ中央駅」までの切符を購入します。

片道・往復の選択

片道切符もしくは往復切符を選択します。片道切符の場合は「SOLO ANDATA」往復切符の場合は「ANDATA E RITORNO」を選択します。
また、出発日時を指定することもできます。

電車の時刻表一覧

上から順に、出発時間まで短い電車の一覧が出てくるので、自分の予定に合うチケットを選択します。
チケットを決めたら、豚の貯金箱マークを選択することで次の画面へ進むことができます。

確認画面
最終確認画面

選択したチケットの確認画面です。間違いがなければ、順に「AVANTI」「ACQUISITA」を選択して支払い画面に進みます。

ワクチン接種証明の提示が求められるという注意書き

現在は新型コロナウイルスが蔓延しているため、電車内でワクチン接種証明の提示が求められることがあります。「ACCETTO」を選択して次の画面に進んでください。

支払い画面

現金、クレジットカードから支払い方法を選択します。現金は、下に表示されている種類のお札・コインを使うことができます。
クレジットカードは、VISA、MASTAR、JCB、AMEXなど主要なカードに対応しています。

券売機によって現金での支払いができないものもあります。その際は、別の券売機で同じ操作を繰り返してください。

支払いが終わると切符が発行されますので、忘れずに取るようにしてください。

駅のホームを確認する

電光掲示板

駅には上の画像のような出発便・到着便を表示する電光掲示板があります。

大きな駅の掲示板は、英語とイタリア語が併記されています。Treno:便名、destinazione:目的地、orario:出発(到着)時間、ritardo:遅延、binario:プラットホーム番号です。

出発便と到着便と2つ掲示板がありますが、Partenzeが出発便ですのでお間違えないように注意してください。

駅のプラットホーム番号は、大抵の場合20分前から表示されますが、直前まで表示されないことも稀にあります。表示されない場合は、電光掲示板の前で気長に待ちましょう。

打刻をする

検札機

イタリアの電車を利用する際に、一番重要なのが上の画像の検札機でチケットの打刻をすることです。

イタリアでは改札機がない代わりに、乗車後に車掌さんが1人1人チケットの確認を行います。
この際にチケットを持っていても打刻をしていなければ罰金を払わなければならないので注意してください。

打刻の方法は簡単で、検札機にチケットを差し込むだけです。ガチャンと音がしたら、チケットに日付が打刻されています。

検札機は、駅のプラットホームに設置されているので、電光掲示板で自分の電車のプラットホームを確認し、打刻をする流れになります。
また、検札機が壊れていて打刻できない場合は、別の検札機を使うもしくはボールペンで乗車時刻をチケットに書いて、車掌さんに検札機が壊れていた旨を伝えましょう。

注意点

イタリアの大きい駅の周りには、移民の方が多く寝泊まりしていて治安が悪い場合があります。

このような人たちは、観光客が電車のチケットの購入に手こずっていると、券売機を横から勝手に操作し「操作を手伝ったからチップを寄こせ」と言ってくることがあります。
そのため、身なりが汚い人が近づいてきたら、「No」と言って、相手に近づかせないようにしましょう。

また、券売機を操作する際は、リュックやバックを体の前に持つようにしましょう。イタリアでは、券売機の操作に集中している間にリュックやバックから物を盗む事件が多発しています。

自分の身の回りのものは自分で管理するように常に意識するようにしてください。

まとめ

今回はトレニタリア(Trenitalia)のチケットの購入方法と乗り方について解説しました。

イタリアは、鉄道網が発達しているので大都市間の移動は電車の利用がおすすめです。
最初は慣れていないため、大変かもしれませんが、この記事を参考にトレニタリアを利用してみてください!

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